ロードバイク乗りの足つりの予防方法や対処方法

最近、夜中によく足がつって起きることがある。もともと、革靴で長時間歩いたりすると必ずといっていいほど足がつっていたが、最近はそこまで歩いてはいないはず。

そこで、ときどき整骨院にいき重点的にほぐしてもらうんだけど、ロードバイクでがんばりすぎなのが原因とのことだが、こんな記事を見つけた。

足がつる原因は、従来発汗による電解質不足と考えられていたが、これを否定するような研究結果があり、実際には科学的に解明されていないといえる。原因がはっきりしていないので、「これをすれば必ず足つりを防止できる」という決定的な方法は、残念ながら現段階ではない。しかし最近、足つり予防に役立ちそうな興味深い研究事例も出てきている。今回は、足つりのメカニズムとして現段階で有力な説や、予防や対処方法に役立つ可能性がある情報について紹介する。

足つりの予防方法や対処方法に関する情報−じてトレ


そこでは、脱水説や電解質説は否定されつつあり、水分と塩分補給で痙攣が防げることは証明されていないそうで、そもそも脱水症状は全身の問題なので、一部の筋肉にのみが痙攣する理由づけにはならないとの指摘があるみたいです。

そこで、筋肉の収縮・弛緩に関する信号のアンバランスが原因という説が有力とのこと。

筋肉では、神経系によって伝達される「収縮を誘発する信号」と「弛緩を誘発する信号」がデリケートにバランスが取られている。激しいレースや練習などによって、筋肉が疲労し筋繊維が破壊されるとこの信号のバランスが崩れ、筋肉が過敏になる。この信号がアンバランスな状態が続くと筋肉の痙攣(足のつり)につながる、という理屈だ。

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また、「ピクルスジュースで筋肉の痙攣が速く収まったという研究事例」や「芍薬甘草湯のこむらがえりに対する即効性」ということもあるそうです。

そこで一番大切な、予防法と対処ついて、

■予防法として考えらえるもの

  • 重要レース前にはテーパリングを期間を設け、筋肉の疲労をしっかり抜く(筋損傷を招くような練習は避ける)
  • レース前に、スポーツ・ドリンクや果物でナトリウム・カリウム・カルシウムといった電解質(イオン)をしっかり補給しておく(バナナはカリウムが豊富でエネルギー源としても優秀なのでおすすめ)
  • 現実的な目標設定をしてレースに臨む
  • 可能な限り、自分の能力を大幅に上回るペースでのレース展開を避ける


■足がつった時の対処方法として考えられるもの

  • 足がつったら多少痛くても筋肉を伸ばす(筋肉を伸ばすと抑制性の反射が誘発され、足のつりを終わらせられると考えられる)
  • 少量の「ピクルスジュース」や「芍薬甘草湯」などをエナジーボトルなどに入れておき、つりそうになったら飲む(筋肉信号のバランス回復に役立ち、足つりを回避できる可能性がある)
足つりの予防方法や対処方法に関する情報−じてトレ


まー年だからあまり無理をするなってことかな(笑)