突然おすすめされた「hao123」とBaiduIME(バイドゥ)のアンインストールのおねいさん

通常はMacを使っているのだが、Window優勢の企業様への資料のチェックのために、久しぶりにVMWareにインストールしてあるWindows7を立ち上げると、突然下図のように「hao123」なるものをすすめられた。

へっ・・・ウィルスにやられた?って思い、すぐにGoogleで検索すると、どうやら海外系フリーソフトインストーラ経由でhao123が同時にインストールされてしまっているみたいです。(意識されにくいように巧妙に。)

参照:ホームページ移転のお知らせ - Yahoo!ジオシティーズ

その上、日本語入力などでお世話になるIMEについても勝手に変更されてしまっていました。(怖い怖い・・・恐るべしBaiduIME)

参照:いつの間にかBaidu IMEに変わっている: ぱそらぼ(ぱぁと2)

速攻でアンインストールします。

参照:パソコン講師の雑記録:「MS-IME 2010」,「Google日本語入力」,「Baidu IME」を削除する

すると・・・なんと、美少女が登場して泣かれてしまいます。

で、以下のうちのどれかを選択するようにいわれるのだが・・・確信犯かって。

  • 知らないうちにパソコンに入らないでほしかった。
  • きみのせいで、パソコンが重たくなってしまった。
  • 変換精度をもっと向上すべきだ。


そして、だめ押し。

BaiduIME(バイドゥ)のアンインストールの場合だけなのか、Windowsのアプリケーション全般で今はこのようになっているのかわからないが(多分違うけど)、すごいなぁ〜って関心しました。

そもそも、WindowsIMEを勝手に置き換えられてもOKなんてどういうセキュリティなんだろう?ますます、Windows使うのが怖くなってしまいます。

ちなみに、バイドゥのスタッフブログではあの美少女のことをこのように記述しています。

実はこの美少女が出てくるバージョンは、昨年12月から一部のユーザー向けに配布しており、先月公開したBaidu IME for Windows 8 ベータ版にも搭載しております。当初はこのアイディアについて社内でモメました。女性の方はこのようなテイストのイラストに抵抗を感じる、と思ったからです。ところが、少数のユーザー様を対象に数回テストを実施したところ、このイラストがあった方が使い続けてくれるという結果が明らかになりました。


一般的なPCのソフトウェアはシンプルで、無機質なものが多いです。一方、Baidu IMEはそれとはちょっと違う方向性を目指しています。使っていると「楽しい」とか「ワクワクする」とか。目に見える部分も見えない部分も、感情を揺さぶるような仕掛けを盛り込むことを心がけています。そして、それを突き詰めていくと、「アンインストールの画面に美少女を!」という結論が出たわけですね。

http://staffblog.baidu.jp/2013/06/03/baidu-ime%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%81%AB%E7%8F%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3/

発想的にはいいんだけど・・・