ロードバイクの「痛い」について考えてみます

ロードバイクに乗りはじめて半年位になります。とはいっても、本当に乗り出したのはほんの1ヶ月程度でそれまでは、月に100キロ走ればいいくらいでしたが・・・。

ロードバイクに乗る人なら、誰もが直面したことのある身体の痛みについて考えてみたいと思います。最近、いろいろといたくなるんですよね。まずはどこがどう痛いのか、尻に意識を集中させてみましよう。同じ箇所が痛いと感じても、サドルのどこに当たっているのかで克服法も違ってくるのものみたいです。

まだ私には理解できないのですが、硬いカーボンサドルの人は痛くないそうです。痛くないからあのクッション性がゼロのカーボンサドルに乗れるってこともあるとは思うけど・・・とくに痛みが出そうなサドルなのに、慣れてしまえば、痛みを感じないのがよくわかります。

サドルの前があたって痛いってことよくありますよね。最近、ちょっと(2センチ程度)サドルを後ろに移動したところ、そうであの部分がサドルの前にあたっていたんです。サドルの前の方に股が当たる人は前傾ポジションになっているか、バイクセッティングのズレが考えられます。ショップに持ち込んでセッティングを見直してもらいましょう。レーサーパンツを履いてみるのもおすすめです。

はじめは、サドルの真ん中があって痛い感じでした。最も多くの人が悩んでいるのが、サドルの真ん中が股に当たって痛みを感じるパターン。その多くは無理な姿勢で運転しているか、サドルの形状が身体にあってないケースです。フォームの見直しや、自分にピッタリ合うサドルをもう一度探してみましょう。

ちょっと遠出をすると、坐骨というかお尻に痛みを感じることがあります。坐骨・尻に痛みが生じるのは、サドルのうしろに座ってしまうのが原因です。やわらかいサドルに安心してしまうと、どうしても長時間ライディングを続けてしまうものです。時々尻を動かしてポジションを変えながら乗りましょう。サドルが柔らかいからといって痛みが出ない、ということではありません。

でどうすれば・・・ってことになるんですが、「痛い」にならないために、正しいフォームで練習しよう!ってのがやっぱりいいみたいです。ロードバイクは、初級者であればあるほど、サドルに全体重をかけてしまう傾向があります。その原因は、尻を浮かせたり(ダンシング)、前後にずらしたり(スプリント)する動作を忘れがちなためです。ずっと同じところが圧迫されるとひどい痛みが出てしまうのは尻に限ったことではありません。深刻な症状に発展する前に、少しでも解消できるようにしましょう。我慢する必要はまったくないのです。

負荷をうまく分散させて、痛みにくくすることを考える。自転車はお尻で乗るものではなく、ペダル、ハンドル、サドルに負荷を分散させることが大切です。そうすることで、足への出力が大きくなり、高いケイデンス(ペダルの回転数)を維持できるようになります。上級者になると、さらにうまく負荷を分散させられるようになるので、痛みを"我慢できる範囲"にとどめることができるだそうです。はやくそうなりたいですね。

それと、痛いの原因になる、デコボコ路面を走るコツってないのかなぁ?ロードバイクで、段差や凹凸のある路面を走ると、「ゴツッ! 」という音とともに打撲のような痛みを感じたことがありませんか? これは車道と歩道の切れ目や、マンホールの段差などで起こるみたいです。この時、尻を浮かせてヒザと腕で衝撃を吸収し、バイクと自分の身体への負担を軽減することが大事だそうです。突き上げられそうな路面の手前で、ペダルを水平に保ち、スッと尻を浮かせます。これだけの動作で、嫌な痛みから解放され、スムーズなライディングができるようになります。ぜひマスターしていきたいです。